サイディング カバー工法 デメリット

古くなった住宅の外壁を新築同様にしたい!
そんなときには塗り替えだけでなく、カバー工法という方法も考えられます。
サイディング壁のカバー工法には、どんなメリットがあるのでしょうか?
またデメリットはあるのか?
以下で詳しく見ていきましょう。

メリット

比較的安価で新築同様になる

別記事でも見積り例を出していますが、既存のモルタル壁などを撤去して新しいサイディング壁を張り替えるという工事は、かなり費用がかかります。
特に古い外壁を撤去する工程というのは、意外に軽視できません。
実際に剥がすときは手作業ですし、出てくる廃材を処分する費用もかかります。
一般的な木造二階建て住宅でも30万円程度はかかるでしょうか。
しかしカバー工法であれば、既存の壁はそのまま使うので撤去する手間や費用はかかりません。
したがって一般的な張り替えより、カバー工法は安価に工事できます。
比較的手軽に新築同様の外観を取り戻すことができますね。

 

耐熱性や遮音性能が向上する

単純に壁が二重になることで、耐熱性や遮音性能が期待できます。
特に寒冷地ではカバー工法を採用するケースが多く、冬期の暖房費が節約できるというメリットがありますね。
幹線道路沿いで騒音に悩まされている人でも、カバー工法によってだいぶ音を抑えられます。

 

工期が短く、住みながら工事可能

既存壁を撤去しないので、工期も二週間程度と短くなります。
また大規模なリフォーム工事のように、家族が仮住まいに住むという面倒なこともありません。
カバー工法は、比較的手軽な外壁リフォーム工事だと言えますね。

デメリット

メリットばかりではなく、デメリットについても見ていきましょう。

 

塗り替えよりも費用がかかる

比較的工費が抑えられると言っても、それなりの高いのは仕方ありません。
カバー工法であっても、総額で200万以上かかってしまいます。
既存の壁がモルタル壁であっても、適切なメンテナンスをしていれば20年以上保つことがほとんどです。
もし既存壁の寿命がまだ大丈夫なのであれば、塗装の塗り替えも検討してみましょう。
通常の塗り替え工事であれば、100万円未満で済むことがほとんどです。

 

構造体が重量に耐えられないケースも

カバー工法の見積り例の記事でも軽く触れましたが、新しい壁をかぶせるので荷重がかかります。
したがって住宅によっては、構造体が負荷に耐えられないというケースがあります。
住宅の構造が鉄筋コンクリート造や鉄骨造であれば、ほぼ問題ないでしょう。
古い木造や軽量鉄骨造では、場合によっては難しいかもしれません。
カバー工法が難しいケースでは、通常の張り替え工事をすることになります。

 

開口部の納まり

新たな壁を張り付けることで、壁全体の厚みが増します。
そこで問題となるのが、窓やドアなどの開口部。
壁が厚くなることにより納まりが悪くなり、埋もれてしまうことがあるのです。
このようなケースでは、

  • 開口部周りに見切り材をつける
  • 窓もカバー工法で新しくする

といった対策が考えられます。
いずれにせよ追加の費用がかかる工事ですから、見積り時にしっかり確認しておきたいですね。

 

熟練した業者が施工しないとダメ

このサイディングのカバー工法は比較的新しい技術なので、熟練した工事業者というのは意外に少ないです。
あまりカバー工法のノウハウの少ない業者が施工すると、

  • 工事後に結露が起こる
  • 施工不良で剥落する
  • 住宅の構造体が傷んでしまう

といったトラブルにつながりかねません。
もしカバー工法を選択するのなら、実績のあるリフォーム業者に頼みたいですね。

まとめ〜他の工事と比較してみよう

外壁をリニューアルする工事として、

  1. 塗装の塗り替え
  2. カバー工法による張り替え
  3. 撤去して張り替え

という3種類が考えられます。

 

その住宅の築年数や構造、外壁の状態などで、どの工事をすれば良いかはケースバイケースです。
リフォーム業者に見積りを取る場合は、いくつかのパターンで見積りを出してもらうように依頼してみましょう。
実際に費用を比較することで、自分の家にあったリニューアル工事が見つかりますよ。

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