【事例多数】外壁塗装の色をツートンカラーにするときに失敗しないコツとは?

【事例多数】外壁塗装の色をツートンカラーにするときに失敗しないコツとは?

自宅の外壁はちょっと他と違うオシャレな感じにしたい
そんなときにオススメなのが、ツートンカラー(2色の組み合わせ)にすることです。
ツートンカラーにすると住宅の印象がガラッと変わりますね。

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今回は外壁塗装の色でツートンカラーを使うときの、配色ポイントや注意点について見ていきましょう。

ツートンカラーで大事な配色のポイント

ツートンカラーで外壁をオシャレに塗装するポイントを挙げてみました。

 

色相の近い色どうしで配色する

別の記事で色相の違いについて説明していましたね。

色を組み合わせるときは、なるべく色相が近い色を選ぶと良いでしょう。

引用元:【外壁の色選び】塗装するときに失敗しない配色&人気のカラーは?

この中でも書いていますが、2色を組み合わせるときは色相の近い色を選びましょう。

色相環で近い色を選ぶと調和する配色になる

色相環の中で位置が近いもの同士を組み合わせるということですね。
そうすれば調和する配色を作りやすいです。

 

面積のバランスを考慮する

色彩の面積効果という説明を別記事でしていました。
この面積効果は、違う色同士でも起こります。
例えば同じ面積の色でも、彩度の高いほうが目立つということ。
したがってツートンカラーに塗装するときは、お互いの色の面積バランスを考慮しておきましょう。
彩度の高い色の面積が大きいと、目立ち過ぎてしまいバランスが崩れます。

高彩度の色は小さい面積で使う

高彩度色はなるべく小さく、アクセントカラーとして用いるほうがバランスが良くなりますよ。

 

なるべく2色以内にとどめる

色の数が増えるほど、バランスをとったり調和させたりするのが難しくなります。
使う色は2色以内にしておきましょう。

使う色は、なるべく2色以内にとどめる

どうしても3色以上を使いたいときは、先ほどと同様に面積の小さなアクセントカラーとして使うと良いですね。

雨どい等との調和も大切にする

外壁塗装で見過ごされがちなのが、

  • 雨どい
  • 破風板
  • 軒裏

といった付帯部分です。
付帯部分は面積は小さいものの、外壁とのバランスという意味では重要です。

付帯部分と外壁の色のバランスに注意しよう

外壁の色や質感が付帯部分と調和しているか?チェックしておきましょう。

塗り分けパターン

ツートンカラーの外壁塗り分けパターンを、実際の施工写真で見ていきましょう。

1階と2階で分ける

1階と2階の上下で塗り分けた施工例

もっとも良くあるパターンは、1階と2階部分で上下に塗り分けるというもの。
同系色でまとめれば、ツートンカラーでも無難な印象になります。

 

縦で塗り分け

縦方向に塗り分けた施工例

ちょっとシャープな印象になるのが、この縦で塗り分ける方法。
コントラストの強い配色にすると、センス良くおしゃれになります。

バルコニー部分を塗り分け

バルコニー部分を塗り分けた施工例

バルコニー部分を別の色で塗るというのも、最近はよく見られますね。
機能的に異なる部分なので、塗り分けが違和感なく馴染むという特徴があります。
上下の塗り分けと組み合わせるのも良いでしょう。

互い違いに塗り分けた施工例

その他にもいくつかの塗り分けパターンがあります。
他の住宅を参考にしながら選んでみましょう。

ツートンカラーにすると費用が高くなる?

ツートンカラーにすると費用が高くなる?
よく誤解されているのが「ツートンカラーにすると塗装費用が高くなる」というもの。
実際に施工業者に聞いてみたところ、2色程度の塗り分けでは追加費用は発生しないとのこと。
ただし、

  • 3色以上を使う
  • 異なる素材(漆喰とペンキなど)で塗り分ける
  • 複雑なパターンで塗り分ける

といったケースでは追加費用が発生することも。
業者に見積もり依頼する段階で、自分の希望をしっかり伝えておきましょう。
外壁塗装の費用相場について

よくある失敗例

ツートンカラーの塗り替えで、よくある失敗例を見ていきます。

色相の離れた配色パターン

色相環で離れた色を選ぶと失敗する

色相の違う色同士を組み合わせるのは、難易度が高くなります。
色相環で離れた位置にある色を使うのは避けたほうが良いですね。

 

彩度の高い色を使った

高彩度の色は失敗しやすい.

ツートンカラーに限りませんが、住宅の外壁で彩度の高い色は目立ちすぎます。
街並みから浮いた存在になってしまいますね。
ツートンカラーにするときも組み合わせが難しくなりますから、彩度の低い落ち着いた配色にしましょう。