
ベランダから雨漏りが起きている!
ベランダは外壁から飛び出しているので、雨による影響を受けやすい場所です。
ベランダの雨漏りを放置していると、1階の天井から染み出してくることも。
ここでは、
といったポイントを中心に解説していきますね。
とりあえず今の雨漏りを止めたい
そんなベランダの雨漏りの応急処置として、ブルーシートを敷いてみるという方法がネット上で紹介されていますね。
ただこの方法だと不十分で、ブルーシートの隙間から雨水が浸入して再び雨漏りするようになります。
雨漏りの原因は亀裂や隙間ですから、その部分に注目して処置しましょう。
まずホームセンターなどでコーキング材を購入します。
コーキング材は、アマゾンなどのネット通販サイトでも購入できます。
ベランダに置いてある人工芝やタイルなどの仕上げ材を剥がし、下地にある防水シートの亀裂や隙間が空いてないかをチェックし、あればそこにコーキング材を打ち込み、応急処置をします。
これは隙間から雨水が浸水するのを防ぐための、一時的な応急処置です。
あくまでも応急処置なので、その処置だけで済ませてしまうのは他の箇所も雨漏れする危険性があるため危険です。
きちんと補修する場合は、防水シートの張り替えなどの工事が必要です。
専門のリフォーム業者にお願いしましょう。
ベランダの雨漏りの補修費用は、ベランダの大きさにもよりますが、防水シートの張り替えが必要な場合はだいたい10〜30万円ほど。
防水コーキングの打ち直しなど軽微な工事であれば、10万円以下で済む場合もあります。
軽微な工事 | 〜10万円 |
---|---|
防水シートの張り替え | 10〜30万円 |
これは面積3.3㎡(1.0坪)ほどの標準的なサイズのベランダを想定しています。
面積が大きいベランダの場合は、これ以上かかりますのでご注意ください。
施工の際はエアコンの室外機を脱着する必要があるため、室外機がベランダ内にいくつ置いてあるかによっても左右されます。
また、仕上げ材がどのような材料かによっても、脱着費用が変わってきますので、そちらもチェックしておきましょう。
ベランダの防水工事の見積もり例は、以下の通り。
名称 | 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|---|---|
1.仮設工事 | |||||
シート養生 | 材工共 | 14.2 | ㎡ | 580 | 8,236 |
小計 | 8,236 | ||||
2.防水工事 | |||||
既存防水層撤去 | 仮防水共 手間 | 3.7 | ㎡ | 3,000 | 11,100 |
下地調整 | ケレン・水洗い・清掃 〃 | 3.7 | ㎡ | 350 | 1,295 |
〃 | 下地調整(ポリマーセメントモルタル) 材工共 | 3.7 | ㎡ | 1,800 | 6,660 |
〃 | プライマー塗布 〃 | 3.7 | ㎡ | 1,800 | 6,660 |
〃 | ドレンまわり補修 〃 | 1 | ヶ所 | 4,500 | 4,500 |
FRP防水 | 床:ガラスマット2層仕上げ トップコート:合成樹脂塗料 〃 | 3.7 | ㎡ | 18,600 | 68,820 |
小計 | 99,035 | ||||
合計 | 107,271 | ||||
諸経費 | 合計の20% | 21,500 | |||
総計 | 128,771 |
既に雨漏りが発生しているということで、既存の防水層を撤去して下地調整からやり直すという前提で見積もりを作成してみました。
ドレン(排水口)から雨漏りしていることも考慮して、ドレン部周辺の補修も計上しています。
ベランダは常に雨風にさらされる箇所で、且つ紫外線も常にあびています。
よく輪ゴムを外に置いておくと、ぶちぶちっと切れてしまうことがあると思います。
それと似た現象で、紫外線をあびると防水シートも劣化し、亀裂が入りやすい状態となり、結果亀裂から水が入り込み雨漏れとなります。
ベランダで雨漏りしやすい箇所としては、
の2つが圧倒的に多いです。
この2箇所は仕上げ材の下にある防水シートの継ぎ目部分が多い箇所です。
防水シートの継ぎ目が剥がれたり、亀裂が入ったりすると、雨水が浸入しやすくなるのですね。
またドレンや側溝は、枯れ葉などのゴミが溜まりやすい場所でもあります。
ゴミを掃除せずに放置しておくと詰まりやすくなるため、雨が降ったときに水が流れずに雨漏りの原因となります。
ベランダのドレン周り・側溝は、こまめに掃除しておきましょう。
その他に雨漏りの原因として考えられるのは、
といったところでしょうか。
雨漏りの原因を特定するのは、知識や経験が必要です。
安易に自分で判断せずに、防水工事のプロにチェックしてもらいましょう。
雨漏りを放置するとベランダのタイプにもよりますが、すぐ下の階に和室や居室がある場合、一階の天井に雨が染み込んでくる場合が多いです。
和室の場合は、殆どが木材のため天井から漏れた水が和室全体にまわり、被害がさらに大きくなるケースがあります。
漏れた箇所のあたりに背の高い食器棚や箪笥などを置いている場合は、水がそちらにまでまわり、家具もダメにしてしまう恐れがあります。
被害が大きくなる前に早めに気づき、対処することが重要となります。
雨漏りを修理するときに、なるべく安くできる方法はないのでしょうか?
雨漏りがおきた住宅にかけている火災保険で、風災という項目があります。
といった理由がある場合、風災として認定されて火災保険の適用を受けられる可能性があります。
火災保険を活用すれば補修費用の全額、もしくは一部補修金額が降りる可能性があります。
申請のためには、まず事故が起きている証拠として写真を撮っておくことをおすすめします。
また、加入されている火災保険の証書も探しておきましょう。
次に補修のために必要な費用の算出が必要なため、業者に現場確認をお願いし、見積をもらいます。
中には事故報告書が必要なケースもあります。
保険会社に連絡をし、事故説明をした上でどう申請していく必要があるか聞いてみましょう。