外壁塗装で人気の色のひとつに、茶色(ブラウン)があります。
自然で温かみのある印象のある茶色は、和風建築にも洋風住宅にも馴染む汎用性が高い色。
そんな茶色の外壁塗装について、実例写真を見ながら解説していきますね。
外壁塗装の人気色である茶色(ブラウン)系。
そのメリットを解説していきましょう。
外壁塗装で人気のトップ3、
に共通しているのが、汚れが目立たない色ということ。
やはり風雨にさらされる外壁ですから、なるべく汚れが目立たないカラーを選ぶというのは当たり前のことですね。
汚れが目立たない人気色の中でも、茶色は自然の土や木の色に近いですね。
したがって温かみがあり、落ち着いた印象を与えてくれます。
伝統的な日本家屋が板張りで構成されていることを考えると、日本人の感性にピッタリな色とも言えそうです。
茶色は周囲に馴染み、主張が強すぎない色です。
したがって他の色とも組み合わせやすいですね。
白やベージュは無論のこと、赤など鮮やかなカラーと組み合わせてもマッチしますよ。
ここでは実際に施工された、人気の茶色系カラーを見ていきましょう。
建築用塗料メーカーのアステックペイントのランキングを元に作成してみました。
-スミタイより引用-
ヤララブラウンは濃い茶色系ですが、彩度が低く落ち着いた印象を与えますね。
ホワイト系と組み合わせることで、コントラストの強い引き締まった配色になります。
-アステックペイントジャパンより引用-
アイアンバーグは、シックで高級感のあるイメージですね。
単色でもツートンカラーでも使える、汎用性の高い茶色です。
-ベストホームより引用-
リーガルブラウンは、やや赤みのある彩度の強いブラウンです。
温かみを強調したいときに使えますね。
ここでは街で目についた、茶色系の外壁をまとめてみました。
和風と洋風、ともに馴染むのが茶色系の特徴ですね。
外壁塗装で茶色系のカラーを使うときの注意点を挙げてみました。
これは茶色系に限らないのですが、同じ系統でも明度や色味の違いによって印象が異なります。
茶色系の場合も、明度が高いとベージュに近くなり軽やかな印象を与えますね。
反対に明度が低いと、重々しい堅牢さが前面に出てきます。
色見本帳や塗板サンプルなどで、その違いをしっかり確認しておきましょう。
茶色系は汎用性の高いカラーですが、一色だけで外壁を塗ってしまうと重くなりすぎてしまうというデメリットもあります。
また濃い茶色の場合は太陽光を吸収しやすく、真夏に温度上昇が起こりやすいという面も。
明るい色と組み合わせて使ったほうが、茶色の良さが生きるでしょう。
茶色系とホワイト・ベージュ系を組み合わせた、ツートンカラーをおすすめします。